マンガと性教育は相性が良い「性教育120%」
ぶっちゃけた性教育をするために
日本ではまだまだ実務的な性教育が難しい環境にあります
学校では一通りの事は教えてくれますが
中学生くらいで性に対する興味は出てきますし
実際にそーゆう事をしてしまう子たちもいます。
そんな時、ちゃんと避妊の知識
相手の女の子はどれだけ不安に思うかとか
万が一妊娠してしまった場合のリスクとはどんなものか
赤ちゃんを堕ろすというのはどういう事なのか
というのをリアルに伝えるというのは
結構難しいものがあるかと思われます
マンガにはそんな重いテーマでもライトに
でも需要なところをちゃんと伝えるだけの力があると思います。
それがこの作品「性教育120%」です。
突拍子もない事が出来るのが良い
現実世界だとなかなか難しい問題やキャラクターも
マンガならさらっと出せるところが良いですね。
女子生徒が「性行為ってどう誘ったらいいですか?」
なんて質問が来たら普通は「ふざけてんのか」って
返しちゃいますけど、この作品の辻先生は
「良い質問んん!!!」
というところから始まってしまいます
なんだこの先生・・・
と思うかもしれませんが
これって男女問わずけっこう重要だったりしませんかね?
また、キャラクターに関しても
現実世界で
同性愛者
バイ
BL好き
というのも出しにくいでしょうし
自慰行為
でもイラストを交えて軽く、それでいて核心に触れることが出来るのも
マンガならではでは無いかと思います。
先生や親だと教えにくくてもマンガなら大丈夫!
昔、まだレンタルビデオが隆盛を誇っていた頃の話ですが
中学生の娘さんを連れたお母さんが
「ふたりえっち」のビデオを借りていったという話を
聞いたことがあります。
実際の行為とかコミュニケーションとか
なかなか教えるのは難しいし、実写でやるには
生々しすぎるところもあるかもしれませんが
アニメやマンガならハードルが下がる
という事も期待できますね
今までも、いわゆるエロマンガは数多くありましたが
エッチな事を勉強する
という観点で創られた作品はまだ少ないかもしれません
「性教育120%」は基本4コマで読みやすさが増していますし
3巻で完結している作品でもありますので
本当に気軽に手を出して読める作品だと思います。
中学生くらいの娘さんに見せるかどうか
それは大人の判断しだいかもですが