イーダのマンガ探訪

個人的にお勧めなマンガやアニメなどを上げていきます

最強バイクスーパーカブと女子高生「スーパーカブ」

無い無いの女の子

主人公の子熊は幼いころに父を亡くし、母は家出という高校一年生

見た目もおかっぱ頭(ショートボブとかではない)な典型的地味子。

ひょんな事からバイクに興味を持ちだした時

目に入ってきたのは1万円の正札が付いていたスーパーカブだった。

スーパーカブ(1) (角川コミックス・エース)

スーパーカブ(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者:蟹丹
  • 発売日: 2018/05/25
  • メディア: Kindle
 

 

 私は原作は一巻だけ読んでいますが、コミカライズがまさかの蟹丹さんという事で

1も2も無く買ってしまいました。

この作者さんは他にも「かわずや」というマンガを描いていて

それがなんともほんわかした良いマンガなんですよ

かわずや(1) (角川コミックス・エース)

かわずや(1) (角川コミックス・エース)

  • 作者:蟹丹
  • 発売日: 2017/02/10
  • メディア: Kindle
 

 ぜひこちらもご注目を

子熊とスーパーカブとの出会い

どう考えても1万の原付なんておかしい

店主に聞いてみると、このカブに乗った人が3人立て続けに死んでいるとか

「なにその事故物件怖い」

って普通はなるんですけど、人生を達観してしまっているのか

子熊は「それでもかまいません」と、そのカブを買ってしまう。

しかもバイク購入特典としてヘルメットまで付いてくる!

ホントウニコノバイクダイジョウブナンデスカ…?

スーパーカブとの新しい生活

バイクは自転車と違ってスピードは出るけど

ガソリン代はかかるしオイルも定期的に交換しなければなりません。

両親が居ない貧乏学生の子熊としては必要な出費は

できるだけ抑えなければなりません。

「ひとつひとつの作業を自分でやる!」

彼女の場合、始まりは経済的な事なんですが

これが「カブの沼」にハマるきっかけになろうとは

誰が想像したでしょう(バイク乗りの方は予想しまくりでしょうがw)

スーパーカブを通して出来る人脈

バイク屋のおじさんもそうですが、子熊がカブに乗る事で

様々な人と知り合い、接することになります。

まずは生粋のカブマニアである礼子

文化祭の準備で手助けした事で知り合った

子熊もカブを使ったアルバイトなどをして色んな人と出会っていきます。

もうこうなったら彼女の生活にカブは欠かせない存在となっていきます。

もうカブ無しの生活なんか想像できない!

はい、もうすっかりカブの沼にはまり込んでますね。

 

スーパーカブで広がる世界

カブに乗って子熊の行動範囲は飛躍的に広がっていきます。

「今まで自転車とかでは行けなかったところにもちょっと行ってみよう」

と思うのはバイクや車に乗った人なら経験があるかと思います。

二年生になっての修学旅行。

なんと子熊は出発当日に熱を出してしまいます。

落ち込む子熊。しかも午後には熱もおさまってるし・・・

普通ならここで絶望と共に残りの日数を家で過ごすところですが

そうです、彼女にはスーパーカブがあるのです!

なんと彼女は午後からバスを追いかけて修学旅行に合流してしまいます。

礼子は爆笑していましたが、先生方は肝を冷やした事でしょうね。

この物語の舞台は山梨県北杜市となっています。

東北や北海道ほどではないとしても、冬は寒さが厳しい地域です。

少なくとも富士山の反対側、南側に居る私からしたら

かなり寒いという認識になってしまいます。

女子高生が制服でカブに乗るのは寒いです!

スカートはレッグガードが守ってくれるとはいえ

(礼子はハンターカブなので、それすら大変)

上半身は寒い空気にモロに晒されてしまいます。

というか、バイク乗りにとって夏の日差しと冬の寒さは

天敵とも呼べるものでしょう。

しかしカブには風よけ用のウィンドシールドとハンドルカバーまであるのです!

 ウィンドシールドに関して最初は恰好が悪い」

と取り付けを嫌がっていたふたりですが

礼子の叔父が務めている郵便局で試乗をさせてもらって

購入決定!これで冬も寒くない!

実用的であるものこそ美しい!

特にスーパーカブは!

とばかりにふたりのカブ生活(カブの沼)は続いていくのでした。

今度1月からアニメ化もされるらしいのですが、そちらも楽しみですね。

 


TVアニメ「スーパーカブ」PV第1弾